micro:bit実習(11) フォロの赤外線センサー実験

 

さて、ちょこカフェ2「フォロミニ講座」もあと2週間と迫ってきた。残った課題「赤外線センサー」の実験をやっておかねば・・と、重い腰を上げた。

 

写真のように、フォロの顔の下側には赤外線センサーが2対付いている。

 

鼻に近いのが発光、頬側が受光部のようである。

 

デジカメのセンサーは赤外線を見ることができるので撮影してみる。

動作中は内側の2個が点灯しているのが分かる。

 

(TVリモコンの故障特定もこの方法が便利です)

 

今回の実験は、センサーの前に白いコピー紙を置いて、センサーの読み取り値をパソコンへ「シリアル通信」で転送して目視する。

 

パソコン側では「Teraterm」というフリーソフトを使った。

 

ネットを探しても、フォロの赤外線センサーの扱い記事が、メーカー提供以外は皆無といっていい状況で、悲しいデバイスであることが予想されたのであった・・・

 

今回の実験プログラム

 

右端の黒いウインドウがTeraTermで、左右センサーからの取得数値が1秒ごとに表示されている。

 

部屋の窓からは、本日荒天のためネコの目のように変化する太陽光(の反射)が入って来る。

それ以外に天井に60wぐらいの蛍光灯が付いている状況

(蛍光灯の影響は無かった)

結論から言えば、

太陽光からの影響が取得値へ反映するし、

取得値は反射が明るいほど指数的に誤差が大きくなる

というもので、取得値は(正確に距離を設定してやってはない)

 3cm位:320とか500とか

 5cm位:240位

10cm位:100位

20cm位:80位

30cm位:60位

紙無: 15~25位

とかいった結果になったが、信頼性はよくわからん。
ちなみに赤外線センサーを動かしてなくても「15~25」という数値が返ってくるのって何なん?

なので、ネット上に記事が無いんだという事がよっくわかり申した。

 

ちなみに、販売サイトにサンプルプログラムが掲載されているが、モーターが妙なギーギー音を立ててアリエン動作をするなど、ちょっとなあ・・・と感じた。

 

趣味のマイコン制御では左ような「超音波センサー」とか「TOFセンサー」を使うことが多いが、はるかに正確な距離を得ることができるので、こちらがお勧めと思います。

 

左は1個200円程度で国内Amazonで購入可能

レーザーTOF基板でも700円