![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=385x1024:format=jpg/path/s2b3d360c446018d2/image/iaf7e3581d8f2b4c1/version/1619843487/image.jpg)
さて、ちょこカフェ2「フォロミニ講座」もあと2週間と迫ってきた。残った課題「赤外線センサー」の実験をやっておかねば・・と、重い腰を上げた。
写真のように、フォロの顔の下側には赤外線センサーが2対付いている。
鼻に近いのが発光、頬側が受光部のようである。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=385x1024:format=jpg/path/s2b3d360c446018d2/image/i3e36a088bf4b54f1/version/1619843579/image.jpg)
デジカメのセンサーは赤外線を見ることができるので撮影してみる。
動作中は内側の2個が点灯しているのが分かる。
(TVリモコンの故障特定もこの方法が便利です)
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=385x1024:format=jpg/path/s2b3d360c446018d2/image/i4839a3f1668e9dfe/version/1619843786/image.jpg)
今回の実験は、センサーの前に白いコピー紙を置いて、センサーの読み取り値をパソコンへ「シリアル通信」で転送して目視する。
パソコン側では「Teraterm」というフリーソフトを使った。
ネットを探しても、フォロの赤外線センサーの扱い記事が、メーカー提供以外は皆無といっていい状況で、悲しいデバイスであることが予想されたのであった・・・
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=385x1024:format=png/path/s2b3d360c446018d2/image/i3fbd002e76de7f55/version/1619843967/image.png)
今回の実験プログラム
右端の黒いウインドウがTeraTermで、左右センサーからの取得数値が1秒ごとに表示されている。
部屋の窓からは、本日荒天のためネコの目のように変化する太陽光(の反射)が入って来る。
それ以外に天井に60wぐらいの蛍光灯が付いている状況
(蛍光灯の影響は無かった)
結論から言えば、
太陽光からの影響が取得値へ反映するし、
取得値は反射が明るいほど指数的に誤差が大きくなる
というもので、取得値は(正確に距離を設定してやってはない)
3cm位:320とか500とか
5cm位:240位
10cm位:100位
20cm位:80位
30cm位:60位
紙無: 15~25位
とかいった結果になったが、信頼性はよくわからん。
ちなみに赤外線センサーを動かしてなくても「15~25」という数値が返ってくるのって何なん?
なので、ネット上に記事が無いんだという事がよっくわかり申した。
ちなみに、販売サイトにサンプルプログラムが掲載されているが、モーターが妙なギーギー音を立ててアリエン動作をするなど、ちょっとなあ・・・と感じた。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=385x1024:format=jpg/path/s2b3d360c446018d2/image/i283553f9b4a83820/version/1619845655/image.jpg)
趣味のマイコン制御では左ような「超音波センサー」とか「TOFセンサー」を使うことが多いが、はるかに正確な距離を得ることができるので、こちらがお勧めと思います。
左は1個200円程度で国内Amazonで購入可能
レーザーTOF基板でも700円