micro:bit実習 (2) ボタン押下の検知

 

micro:bitには「A」「B」という名前で呼ばれるボタンが基盤上左右に用意されています。

 

マイコンらしく、ボタンが押されたらどのボタンが押されたかを、5×5のLEDマトリックス表示装置の上へ表示してみましょう。

 

 

【参考】

①ボタンが押されるなどの事象が発生、

②それに応じた動作を記述する。

こういう形式を「イベントドリブン」プログラミングスタイルと呼んでいます。

 

 

 

 

「TEST」プロジェクトを開いてください。

ブロックエリアの「入力」群から

「ボタンAが押されたとき」をドラッグし

コーディングエリアへドロップします。

 

 

※古い形式のプログラミングでは「ずっと」ブロックの中へ「もしAが押されたら」「もしBが押されたら」などの処理を繰り返しで記述してました。

micro:bitの方が理解しやすく、すっきりしてますね。

 

「基本」ブロック群の「文字列を表示"Hello!"」を

「ボタンAが押されたとき」の匚の中へドロップします。

 

 

「Hello!」の文字をクリックし「A」に書き換えます。

   (1バイト系(半角)文字にしてください)

 

(LEDにハートマークが表示されるのを待って)

 

続いて画面左のシュミュレータ画面にある「A」ボタンをマウスクリックします。

 

LEDに「A」の文字が表示されました。

 

 

「B」ボタンが押された場合の処理も書いてみます。

 

①「ボタンAが押されたとき」ブロックの上で右クリックし

②表示されたメニューから「複写する」をクリック

③同じ処理のブロックがグレーアウト状態(※)で作成されます。

 

※同じ「A」イベント処理なので無効にされているようです。

 

「A」の横にある▽をクリックして「B」に書き換え

つづいて

「文字列を表示」ブロックの文字を「B」に変更します。

 

シュミュレータの「B」スイッチをクリックしてみてください。

 

ちゃんと動きましたか?

 

本日はここまでです。

画面左上の「ホーム」をクリックしてコーディング画面を抜け出してください。

 

ブラウザを終了しても問題ありません。

お疲れさまでした。